猫と落語の宵噺(よいはなし)
古典落語には、猫がよく登場します。題名に「猫」の文字が付く根多をざっと挙げみても、「猫の災難」「猫怪談」、「猫久」、「猫定」、「猫退治」、「猫忠(=猫の忠信)」、「猫と金魚」、「猫と鼠」、「猫の恩返し」、「猫の皿(=猫の茶碗)」・・・といろいろ出てきます。その他にも猫が登場する噺はたくさんあり、ご隠居さん、旦那さん、番頭さん、与太郎、熊さん、八っつぁんと共に、猫は重要な落語のキャラクターなのです。